SDGs

ゼロイチゼロ株式会社では、急速冷凍を通じて、SDGsをはじめとするさまざまな社会問題解決にむけて取り組んでいきたいと考えています。

「食品ロス削減」への貢献を目指して

SDGsの視点において、急速冷凍機が一番効果を発揮できるのは、やはり「食品ロス削減」だと考えます。

日本における、食品ロスの現状

農林水産省によると、日本での2020年度における食品ロスの量は522万トン。そのうち、事業系食品ロス(飲食店での食べ残しや小売店の売れ残りなど)は275万トン、家庭系食品ロス(食卓での食べ残しや調理中に取り除かれる野菜の茎など)は247万トンだったそうです。2015年をピークに減少傾向にあるものの、それでもまだまだ多い現状です。

食品ロスの原因

料理の食べ残し、手付かず食品の廃棄、野菜などの過剰除去、売れ残り食品の大量廃棄、規格外品の大量廃棄、賞味・消費期限切れによる食品の廃棄などが、あげられています。

急速冷凍機なら、美味しく長期保存することが可能に!

急速冷凍機なら、解凍後のドリップを最小限に留めて、冷凍前の鮮度や風味を再現することができます。そのため、売れ残った商品を急速冷凍したり、賞味・消費期限があるうちに急速冷凍したりすれば、廃棄する必要はなくなります。
また、規格外品については、形や大きさなど気にせずに買ってもらえるのが一番ではありますが、なかなかそうはいきません。そのため、加工して別の商品にすることで、新しい価値を持ったアップサイクル商品として販売することが可能となります。

美味しく長期保存が可能となったため、2次効果も多数!

急速冷凍させることで、作ったものを廃棄させない!という考え方だけでなく、美味しいまま冷凍できるのであればと、最近では急速冷凍することをはじめから取り入れた、新しい活用方法が生まれてきました。

例えば、

●販路拡大・・・今まで鮮度や賞味期限で不可能だった、遠路での販売が可能に!

●仕込みや準備の効率化・・・事前に仕込んでおけるため、計画的に製造が可能に!従業員の早朝出勤や残業を減らし、働き方改革にも繋がります

●人材不足の解消・・・調理人が事前にまとめて仕込んでおけるため、実際の作業はアルバイトやパートさんなど誰でも美味しい料理の提供が可能に!

●添加物過剰利用の抑制・・・着色料や保存料、防腐剤といった添加物を使用せずに食品を保存することが可能に!食べる人の健康にも配慮。

など。

急速冷凍機は、あくまで鮮度や風味を保ったまま、美味しく長期保存ができるようになっただけの「冷凍テクノロジー」でしかありません。 しかし、その活用方法次第で、世界的問題でもある食品ロス削減をはじめ、働き方改革や食生活改善(健康づくり)など、私たちの身近な問題の解決にも繋がります。

急速冷凍機による、地方創生

急速冷凍機は、地方にこそ有効活用できるシーンがいろいろあるのではとも考えています。地方にある四季折々の恵を急速冷凍することで、年間を通して安定した雇用を見込めます。そうすれば、新たな雇用の創出ができたり、若い世代が地元で安心して働けたり。

自然豊かな地方都市「浜松」にある弊社だからこそ、地方創生に役立てるようなサービスも提供できるよう取り組んでいきたいと考えています。